対象は、ガードレール支柱・防護柵支柱となります。
先般、いくつかの地方整備局において土中埋め込み式の防護柵支柱の根入れ長不足に係る問題が発生したことを踏まえ、ビデオカメラによる防護柵設置工において出来形確保対策を実施されているところでありますが、平成22年3月より鋼製防護柵支柱の根入れ長確保のための出来形管理は、非破壊試験による出来形管理を基本とする通知が国土交通省から通達されました。
通知文(防護柵設置工の施工における出来形確保対策について) H24.6.21 UPDATE!
非破壊試験による鋼製防護柵の根入れ長測定要領(案) H24.6.21 UPDATE!
これによりビデオ撮影による時間・経費の削減等のメリットが十分に期待できます。
ビデオ方式(従来) | 非破壊試験 | |
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測定対象本数 | 全ての本数 |
種別毎に支柱総数の20%以上でよい |
測定に要する時間 | 長い | 短い |
弊社では、こちらの測定機器を使用しております。(画像をクリックすると拡大します)
根入れ深さ測定装置(NST-2) | |
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500KHzの表面波を高効率に発生する超音波振動子の開発により高精度、その上、 被測定物の塗装やメッキを剥すことなく測ることが可能です。 NST-2 は、国土交通省の新技術(NETIS登録番号:KT-060039-V)に登録され、既に多 くの使用実績を有しています。 特徴 |
測定原理 | |
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・超音波センサから超音波(表面SH波)を送信 ・支柱端面で反射した超音波をセンサで受信 ・センサから支柱端面までの往復時間から距離を算出 ・地上部長さ(H)を入力し、支柱全長を算出 L = (V × T / 2) – A センサ位置: A(m) 根入れ深さ: L(m) 発振~受信時間: T(Sec) 超音波伝搬速度: V(m/Sec) 全長= H + L 地上部長さ: H(m) |
測定状況 | |
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測定は、有資格者が行います。 (超音波根入れ長測定技術者認定証) |
測定報告書 | ||
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測定データ例 | ||
調査には事前にお打合せが必要となります。お気軽にお問合せ下さい。 |